シリアのこと~シリアのパンって?
2016年03月06日
おはようございます
やさしいこむぎです。
今日は「シリアのこと」ブログでございます。
お嫌な方はぜひスルーしてくださいね。よろしくお願いします
前回、これからはシリアの素敵なこと、綴ります!と宣言したはいいけれど、
さて、何から始めよう・・・??
つい、人口、あれこれ、国土、それこれ、経済、あーだこーだ・・・となりそうで(^^;)
肩の力を抜いて、考えて。
私が徒然なるままに綴るシリア愛ブログなので、
それはやっぱり愛するパンからでしょ!ということで。
今日はシリアのパンについて。
これまでも何度かアップさせていただいてますが、
いわゆる「ピタパン」が、シリアや中東地域で良く食べられているパンです。
丸い平たい袋状で、小麦粉と水と塩と少しの酵母で焼かれるシンプルなパン。
中に野菜やお肉などを詰めてサンドイッチのようにして食べるのもお勧めですが、
シリアの料理は細々した前菜やペーストが多いので
それを掬ったり巻いたりして食べるのに適したパンだと思います。
形がまん丸なのは共通してますが、
大きさや厚み、粉の配合などは場所によって本当にまちまち!
もっちり厚みのあるものもあれば、薄くて大きめなものもあり
白っぽいのもあれば、全粒粉、というよりは
精製してない小麦粉でくすんだ色のものもあり。
共通しているのは、小麦粉、水、塩、酵母、場合によって砂糖で作られているので
とにかく焼き立てが一番!ということ。
時間の経過=固くなる、パリパリになる、下手すると紙みたいにパッサパサになる(^^;)
でも、焼き立ての味の格別さはもう最高です
窯でポンポン焼いては、板の上にたくさん重ねて、店の近くの路上で
りんご箱をひっくり返したような台にどさっと置いて売っていたり
時には地面の上に布を敷いてそのまま売ってたり(^^;)
日本人としては「砂~;;埃~;;」と言いたいところですが、
そんなの気にならないほど焼き立てはおいしい(*><*)
実は、私が今まで食べたあらゆるパンの中で一番おいしかったのは
シリアの街角をぶらぶらしてた時に、パン屋さんの窯から出て来たての熱々を
ほいって渡されてパクッと食べたパン・・・・・
うっとりしながら瞬く間に食べてしまいました。。
ボキャブラリーが少なくてうまく言い表せないのがもどかしい(><)
あんなおいしいパンを食べたのは後にも先にも一度きりです。
幸せな、幸せな記憶です。
でも、みんないつもそんなおいしいパンを食べているか、と言えば多分そうではないかと。
レストランや、屋台のシュワルマ(サンドイッチ:また今度語ります)のパンはまちまちで、
厨房の窯で焼いていたり、
近くのパン屋さんで焼き立てを買ってすぐ出してくれるお店のパンはおいしいですが、
スーパーでどさっと袋に入れて売ってるのを出したり、
パン屋さんのでも時間の経っているのを出したり、はイマイチ
家庭でも、家で焼いたパン&行きつけのパン屋さんのはおいしいですが
そうじゃない袋パンも普通に食べてたりするし。
その辺は多分日本でも世界でも共通じゃないでしょうか。
ただ、シリアではパンの扱いは荒いというか、食事における地位は低いかと思います(笑)
時には料理がどさっと乗ってて「食べられるお皿」になってたり、
余分な油を吸い取らせる紙の代わりだったり
煮込み料理や前菜などをそのまま掬って食べるスプーンになってたり、
残ったら簡単にぽいって捨ててしまったり。
主食なんだけど、日本人のお米やごはんに対する愛とはちょっと違う・・・?(^^;)
でも、同時にパンは「食べること、食事」の象徴でもある大切なもの。
パンはあまりにも当たり前に食卓にあるもので、空気のような存在なのかも知れません。
ちなみに、アラビア語ではパンは「ホブズ」と言い、「ピタパン」とは呼びません。
ただ、ホブズ=パン、という意味なので
例えば、フランスパンもホブズ、食パンもホブズ。。。
ちょっとややこしいですね(><)
あ、でもこれは日本でも一緒ですね!
「パン」にはいろんな愛おしいパンがある
そしてこれからは私のブログでは「ピタパン」ではなく
「シリアのパン」と呼ばせていただきたいなと思います
よろしくお願いします。
パン語りを始めるととめどなくなる・・・長々と失礼しました。
(これでも抑えたんです ^^;)
読んで下さった皆さま、本当にありがとうございました
また良かったらおつき合いいただけたら嬉しいです
次回は・・・ごはん編かな?
これもたくさんになるので何回かに分けて。
最後の締めとして。

自分で焼いたホブズ。
ホブズにはお皿ではなく、紙の袋が似合う気がする。
早く、シリアの街角で焼き立てホブズが食べたいな。
一日も早く平和になって、シリアの人たちがおいしいパンを
当たり前に毎日食べられる日がやって来ますように
ではでは、また。本当に、


今日は「シリアのこと」ブログでございます。
お嫌な方はぜひスルーしてくださいね。よろしくお願いします

前回、これからはシリアの素敵なこと、綴ります!と宣言したはいいけれど、
さて、何から始めよう・・・??
つい、人口、あれこれ、国土、それこれ、経済、あーだこーだ・・・となりそうで(^^;)
肩の力を抜いて、考えて。
私が徒然なるままに綴るシリア愛ブログなので、
それはやっぱり愛するパンからでしょ!ということで。
今日はシリアのパンについて。
これまでも何度かアップさせていただいてますが、
いわゆる「ピタパン」が、シリアや中東地域で良く食べられているパンです。
丸い平たい袋状で、小麦粉と水と塩と少しの酵母で焼かれるシンプルなパン。
中に野菜やお肉などを詰めてサンドイッチのようにして食べるのもお勧めですが、
シリアの料理は細々した前菜やペーストが多いので
それを掬ったり巻いたりして食べるのに適したパンだと思います。
形がまん丸なのは共通してますが、
大きさや厚み、粉の配合などは場所によって本当にまちまち!
もっちり厚みのあるものもあれば、薄くて大きめなものもあり
白っぽいのもあれば、全粒粉、というよりは
精製してない小麦粉でくすんだ色のものもあり。
共通しているのは、小麦粉、水、塩、酵母、場合によって砂糖で作られているので
とにかく焼き立てが一番!ということ。
時間の経過=固くなる、パリパリになる、下手すると紙みたいにパッサパサになる(^^;)
でも、焼き立ての味の格別さはもう最高です

窯でポンポン焼いては、板の上にたくさん重ねて、店の近くの路上で
りんご箱をひっくり返したような台にどさっと置いて売っていたり
時には地面の上に布を敷いてそのまま売ってたり(^^;)
日本人としては「砂~;;埃~;;」と言いたいところですが、
そんなの気にならないほど焼き立てはおいしい(*><*)
実は、私が今まで食べたあらゆるパンの中で一番おいしかったのは
シリアの街角をぶらぶらしてた時に、パン屋さんの窯から出て来たての熱々を
ほいって渡されてパクッと食べたパン・・・・・

うっとりしながら瞬く間に食べてしまいました。。
ボキャブラリーが少なくてうまく言い表せないのがもどかしい(><)
あんなおいしいパンを食べたのは後にも先にも一度きりです。
幸せな、幸せな記憶です。
でも、みんないつもそんなおいしいパンを食べているか、と言えば多分そうではないかと。
レストランや、屋台のシュワルマ(サンドイッチ:また今度語ります)のパンはまちまちで、
厨房の窯で焼いていたり、
近くのパン屋さんで焼き立てを買ってすぐ出してくれるお店のパンはおいしいですが、
スーパーでどさっと袋に入れて売ってるのを出したり、
パン屋さんのでも時間の経っているのを出したり、はイマイチ

家庭でも、家で焼いたパン&行きつけのパン屋さんのはおいしいですが
そうじゃない袋パンも普通に食べてたりするし。
その辺は多分日本でも世界でも共通じゃないでしょうか。
ただ、シリアではパンの扱いは荒いというか、食事における地位は低いかと思います(笑)
時には料理がどさっと乗ってて「食べられるお皿」になってたり、
余分な油を吸い取らせる紙の代わりだったり
煮込み料理や前菜などをそのまま掬って食べるスプーンになってたり、
残ったら簡単にぽいって捨ててしまったり。
主食なんだけど、日本人のお米やごはんに対する愛とはちょっと違う・・・?(^^;)
でも、同時にパンは「食べること、食事」の象徴でもある大切なもの。
パンはあまりにも当たり前に食卓にあるもので、空気のような存在なのかも知れません。
ちなみに、アラビア語ではパンは「ホブズ」と言い、「ピタパン」とは呼びません。
ただ、ホブズ=パン、という意味なので
例えば、フランスパンもホブズ、食パンもホブズ。。。
ちょっとややこしいですね(><)
あ、でもこれは日本でも一緒ですね!
「パン」にはいろんな愛おしいパンがある

そしてこれからは私のブログでは「ピタパン」ではなく
「シリアのパン」と呼ばせていただきたいなと思います

よろしくお願いします。
パン語りを始めるととめどなくなる・・・長々と失礼しました。
(これでも抑えたんです ^^;)
読んで下さった皆さま、本当にありがとうございました

また良かったらおつき合いいただけたら嬉しいです

次回は・・・ごはん編かな?
これもたくさんになるので何回かに分けて。
最後の締めとして。

自分で焼いたホブズ。
ホブズにはお皿ではなく、紙の袋が似合う気がする。
早く、シリアの街角で焼き立てホブズが食べたいな。
一日も早く平和になって、シリアの人たちがおいしいパンを
当たり前に毎日食べられる日がやって来ますように

ではでは、また。本当に、

スポンサーリンク
ちょっとだけ・・・愛あるチョコレート(*´ω`)
2017年。「ありがとう」の言葉に彩られた一年にありがとう。
シリアのごはんたち。その①
シリアのお米プリン(ムハラビーヤ)とハイジの白パンで朝ごはん
シリアへのお心をありがとうございました(ご報告です)。
明日、シリアのパンを持ってつきいちシネマさんへ。「それでも僕は帰る(Return to Homs)」
2017年。「ありがとう」の言葉に彩られた一年にありがとう。
シリアのごはんたち。その①
シリアのお米プリン(ムハラビーヤ)とハイジの白パンで朝ごはん
シリアへのお心をありがとうございました(ご報告です)。
明日、シリアのパンを持ってつきいちシネマさんへ。「それでも僕は帰る(Return to Homs)」
Posted by やさしいこむぎ at 06:41│Comments(0)
│シリアのこと